東京都立清瀬高等学校同窓会

東京都立清瀬高等学校同窓会
会長　　田中直子（４回生）

　平素より同窓会の活動にご協力いただき、感謝申し上げます。私は、令和元年5月19日総会において、会長に就任しました4回生の田中　直子と申します。
母校は、令和4年に50周年を迎え、同窓会として令和4年10月22日に50周年記念事業を開催いたしました。コロナ禍においてオンラインでの実施となりましたが、70名の方に参加いただき、落語（１回生　金原亭　世之介様）・合唱（東京混声合唱団　４回生　秋島　光一様）等にお力添えいただきながら、盛況に終えることができました。さらに、社会に必要な知識として、東京大学総合文化研究科・教養学部　斎藤　幸平　准教授に講演をしていただきました。参加された方には、学び、笑い、情操の体験をしていただけたと思っております。
さらに、同窓会では、令和3年からＤＸ化を心がけ、同年のオンライン総会においては、全国へと拡散した同窓生が集結する場とすることができました。そして、本年（令和5年）の総会においては、ハイブリット開催へと挑戦することとなっているところです。このことは、卒業生が世界のどこにいても同窓会とつながれることを可能にしたものでもあり、母校の「海外学校間交流推進校」に沿うものと考えます。
さて、我が国の社会全体に目を向けてみますと、経済・政治・流通・国際情勢等々、様々な変化が目につきます。同窓会としても、社会の変化を受け、かつての懇親会中心の活動から、「すべての世代に魅力のある活動」へと変革を求められているところでございます。
本年（令和5年）は総会の年となります。この「すべての世代に魅力ある活動」の方針と活動計画をお示ししたいと存じます。関心をお持ちいただいた方は、ぜひ、総会へご出席ください。
　さらに、本年は、母校文化祭において、同窓会としてはじめて物販にチャレンジします。大学生理事とともに、「若者にバズる商品はなにか」、「わが同窓会独自のチャレンジはなにか」について、時間をかけて議論し、試行錯誤し、文化祭を迎えます。一人でも多くの方に関心を持っていただき、この新しいチャレンジと新しい方向へと歩き始めた同窓会を支えていただければと存じます。秋には、別の企画も計画しています。詳細が決定しましたら、お知らせしますので、SNSをフォローしてお待ちください。
　 　そして、最後に。
人生の醍醐味は、地図にない道を切り開き、生きていくところであると考えます。誰しも、自分が持っている道具は、自分で培った「力」と「勇気」のみです。
　我々昭和の世代は、子どもの数や日本経済の状況から、激しい競争があったものの、バブルや強い経済の雫を享受してきたと思います。しかし、これからの社会はどうでしょう。
　すくなくとも右肩上がりの経済は期待できないでしょう。
この先行きが不透明な社会を生きる次世代を、人生の先輩として後押しをできないか。理事会としては、同窓会の力を集結して、これからの時代を生きる次の世代を支えるような仕組みづくりに挑戦したいと考えております。
　しかしながら、理事会メンバーは、全員、本業の傍らの活動となっております。人数も少なく、とても小さな力であり、皆様の暖かいご支援とご協力が不可欠でございます。
理事会への参加がむずかしいのであれば、「企画実行時なら協力できる」「イラストが得意」等ご自分の一部の時間と能力をお貸しください。お力添えいただける場合は、ご連絡ください。
理事一同、皆様からの暖かいご支援をお待ちしております。

2023年9月1日